2014/09/08　安全靴の意味

• Tweet

• Tweet

富山県高岡市のユニフォーム通信販売「キンショウ」です。
今回は、安全靴とセーフティーシューズの違いについて説明させていただきます。

まず最初に注意していただきたいのが、安全靴とは
ただ安全性が高い靴、という意味ではないということ。
安全靴とは、それ自体が商標であり、定められた規格に沿って製造された商品なのです。

規格とは、誰もがご存じのとおり工業規格。
つまり、JIS規格です。

安全靴に定められたJIS規格には、いくつかの基準（種類）があります。
それらの基準等に関しては、別の機会に詳しく説明させていただきますが・・・
例えば、革製であることや、つま先の強度などが挙げられます。

それらJIS規格に合格している商品が、真の安全靴として販売されているわけです。

そうそう、国内製造品であることも、JIS規格の重要な基準。
しかし、国内で生産されるということは、それなりの価格がつきますね。
それをなんとか安価に抑えて消費者に提供しようと考え、
作り出されたのが、セーフティーシューズ（セーフティースニーカー）です。

セーフティーシューズの多くは、海外で製造されるため比較的安価にお求めいただけますが、
なにしろJIS規格の大前提である国内製造という点で基準に満たないため、
どうしても「安全靴」とは呼ばれないのです。

しかし、いちがいにセーフティーシューズが安全靴に劣るとはいえませんので、
その点に関しては勘違いなさらないようお願い申し上げます。

ただ、JIS規格に合格しているかそうでないかは重要です。
以前、制電製品に関する回にも述べましたが、
職種によってはJIS規格合格品を身につけることが必須の場合があります。

例えば、仕事中に怪我を負ってしまった場合・・・
JIS規格合格の安全靴を履いていないと労災が適用されない
・・・なんてこともありますので。

● ジーベック 85027 長編上

Tweet

カテゴリー:安全靴・セーフティーシューズ| コメント (0)