2014/11/05　JIS規格・・・日本工業規格

富山県高岡市で安全靴等を販売しているキンショウです。

安全靴のJIS規格についてより詳しく説明していきたいと思っているところですが、
まず、このJIS規格とは何か？について、述べさせていただきます。

JIS規格、または「日本工業規格」。

英語表記だと「Japanese Industrial Standards」なので、頭文字をとって
「JIS規格」と言われていますが、「Standards」が「規格」の意味なので
本来ならば「JIS」だけで全てを表しているのだろうと思われます。
「JIS規格」と表記すると、同じ意味の語が連続していることになりますからね。

ですが、「JIS規格」との呼び方が一般的となっていますし、
各種工業系協会などでもこの表現が用いられているようです。

JIS規格は国家規格です。
日本のあらゆる工業製品に対し、なんらかの規格・基準を設けて、
その製品がどの分類に相当するのか、またその品質などを定めているのですね。

工業製品とは、簡単にいえば人が作るもののうち食品を除く全てです。
建築や自動車といった大きなものから、日用品や繊維といった身近な道具まで、
さらには情報処理等のシステムにもJIS規格があります。

JIS規格では、様々な工業製品を記号で分類しているので、
それを以下にまとめます。

A・・・土木及び建築
B・・・一般機械
C・・・電子機器及び電気機械
D・・・自動車
E・・・鉄道
F・・・船舶
G・・・鉄鋼
H・・・非鉄金属
K・・・化学
L・・・繊維
M・・・鉱山
P・・・パルプ及び紙
Q・・・管理システム
R・・・窯業
S・・・日用品
T・・・医療安全用具
W・・・航空
X・・・情報処理
Z・・・その他

ちなみに、安全靴は「T」で、安全用具に分類されます。

ジーベック 85022 中編上／富山県高岡市キンショウ

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2014/10/27　作業靴について

富山県高岡市の作業用品販売店キンショウです。
当店では、安全靴やセーフティーシューズだけでなく、その他作業靴も販売しております。

作業靴とは、安全靴やセーフティーシューズに当てはまらない靴類全般を指しています。
安全靴やセーフティーシューズは、前者にはJIS規格、後者にはJSAA規格と、
相当の基準が設けられていますが、そのどちらにも当て嵌められない作業靴もあります。
もちろん性能が劣るわけではありません。

革製ではなくゴム製だったり、先芯は不必要だけれど滑りにくさに重点を置いていたり・・・
例えば、ゴム長靴は作業靴の代表と言えるかもしれません。
ゴム長靴は高所作業用の安全靴などとは違い、先芯の強さや足首の動かしやすさはなくても、
水や油に強いなど他の面では利点があります。
それは、必要とされるシーン（業種）がそれ相応の場所だからですね。

ゴム長靴を始めとした作業靴の利用シーンは、食品産業や農業など。
また、消防用靴も作業靴の一種です。

靴にはどれも相応の作業シーンがありますので、業種にあったものを選びましょう。

ジーベック 85707 耐油安全長靴／富山県高岡市キンショウ

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2014/10/10　安全靴のJIS合格相当品とは？

富山県高岡市の作業用品販売ショップ、キンショウです。

安全靴やセーフティーシューズの中には「JIS合格相当品」というものもあります。
この「相当品」とはどういう意味かというと・・・

平たく説明すると、「JIS合格品ではない」ということになります。

「相当」というのは「合格しているのと同じくらい」と言いかえられますが、
では、その「同じくらい」かどうかを誰が測定しているのかというと、
メーカーさんご自身となります。

JISに合格するには、つま先の強度だけでなく、材質や製造地（国内製であること）など、
様々な基準があります。
そういった他の部分では基準に当てはまらないけれども、つま先の強度などに関しては
JIS基準と同程度という場合に、「JIS基準相当品」と付けられるのです。

そのため、あくまでもJIS合格品ではありません。
ですが、けっしてJIS合格安全靴に劣るということはなく、つま先の強度、
或いは滑りにくさなどは、その機能が証明されているということにもなります。

自重堂 S3104 セーフティスニーカー／富山県高岡市キンショウ

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2014/10/02　安全靴JIS規格の表記

富山県高岡市の通信販売ショップ、キンショウです。

安全靴のJIS規格（JIS T 8101）の表記に関して、ご説明します。
ちなみにこの「JIS T 8101」は、各種あるJIS規格のうち、
安全靴に関する規格・定義を指しています。

さて、まずは安全靴とひとくちに言っても、いくつか種類や区分がありますので、
それらを下記にまとめます。

【安全靴の種類／甲被】
・革製／革
・総ゴム製／耐油性ゴム、非耐油性ゴム

【作業区分による種類／記号】
・重作業用／H
・普通作業用／S
・軽作業用／L

【付加的性能による種類／記号】
・耐踏抜き性／P
・かかと部の衝撃エネルギー吸収性／E
・足甲プロテクタの耐衝撃性／M
・耐滑性／F

以上の、甲被や各記号が、表記に使用されます。

例えば「JIS T 8101 革製S種E 合格」と表記されている場合。
前半の「JIS T 8101」は冒頭で説明したとおり、安全靴の定義に当て嵌まるということ。
「革製」は、安全靴の甲被（素材）に関する種類が、革であるということ。
「S種」は、作業区分が普通作業用。
「E」は、付加的性能のうちかかと部の衝撃エネルギー吸収性が基準を満たしているということ。
・・・となります。

ジーベック 85022 中編上／富山県高岡市キンショウ

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2014/09/24　安全靴のJIS規格

富山県高岡市の作業用品販売会社キンショウです。

安全靴の基準について説明させていただきます。
安全靴に関するJIS規格は2種類あるので、まずはそれらについてです。

【JIS T 8101 安全靴】
定義：主として着用者のつま先を先芯によって防護し、滑り止めを備える靴
つまり、つま先部分の強度と、靴底の摩擦（滑りやすさ）に関する基準です。
もちろん、その他にも甲被の種類（材質）や踵部分のクッション性などいくつか基準があり、
それらによって重作業用か、軽作業用か、といったことも定められます。

【JIS T 8103 静電気帯電防止靴】
帯電を原因として起こる爆発や火災といった事故、
及び生産製品の汚れなどを防止するための基準です。

以上の2種類ですが、それぞれの規格の名称どおり、
「安全靴」と呼ばれるのは、あくまでも前者のJIS T 8101です。

JIS T 8103は安全靴ではなく「静電気帯電防止靴」の基準ですが、
こちらも作業靴の重要な基準であり、各種安全靴メーカーで開発されているため
簡単にではありますが説明させていただきました。

ジーベック 85023 長編上／富山県高岡市キンショウ

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