耐水圧・透湿性

2014/11/17 防水と透湿の両立

富山県高岡市の作業服販売キンショウです。

個人で施せる防水効果というと、防水スプレーの使用が思いつくかもしれませんが、
衣類の加工で施す防水は、もちろんそんな単純な方法ではありません。

また、防水と同時に施されるのが、透湿加工です。

防水効果だけでは、外側からの雨水等の侵入を防ぐだけでなく、
内側からの汗による蒸気をも閉じ込めてしまいます。
つまり、防水加工だけでは蒸れてしまうのです。

そこで透湿加工ですが、この透湿とは内側の湿気を外へ逃がす加工。
防水と同時に加工を施すことで、不快感をより軽減させることが可能です。

ですが、外側の水分は防ぎ、内側の水分は通すというのは、
不思議なことに思えるかもしれませんね。
その種明かしは、穴の大きさにあります。

雨水などの水分は、形がないように見えても、分子としての大きさがあります。
また、水蒸気に関しても、ごくごく小さな分子が集まったものです。

水の分子は水蒸気分子よりも大きくなっています。
そのため、水分子より小さく、水蒸気分子より大きな穴を
衣服表面に施すことで、雨水等は防ぎ、水蒸気は通すのです。

もちろん、穴といっても繊維の隙間ではなく、
表面被覆剤を使用しての加工となります。

自重堂 28060 防水防寒ブルゾン(フード付)/富山県高岡市キンショウ


作業服・空調服・防寒着 キンショウ|富山県高岡市
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TEL 0766-24-4465 平日9:00~17:00(土・日・祝 休み)

金商株式会社
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2014/09/04 防寒着・レインウェアの耐水圧・透湿性

富山県高岡市の販売会社、キンショウです。

ただいま秋冬商品を準備中ですが、防寒着に関して「耐水圧」と「透湿度」という言葉がありましたので、
それらについて説明させていただきます。

これらはレインウェアにとっても重要なキーワードです。
弊社ではレインウェアも販売しておりますので、それらに関してもご参考ください。

【耐水圧】
耐水圧とは、水が生地に浸み込むのを防ぐ効果で、水圧に対する防水性を数値で表しています。
「○○mm」というのは、1cm四方にかかる水の高さ(水圧)
1cm四方の生地に水圧をかけたとして、
どのくらいの高さまでなら耐えられるのかを示します。
例として「10,000mm」と表記されているなら、1メートルですね。
天候を目安とするなら、以下のようになります。

● ~300mm ・・・ 小雨
● 2,000mm前後 ・・・ 中雨
● 10,000mm~ ・・・ 大雨

【透湿度】
透湿度とは、生地が湿気を通す度合いで、つまるところ蒸れにくさです。
数値は、24時間中に1平方メートルの生地から何gの水分を外に逃がしたかを示していて、
単位は少し複雑ですが「mg/m2/24h」となります。
例として「4,000mg/m2/24h」とあれば、丸一日で4kgの水分を通すということになります。
蒸れにくいかどうかは、5,000を基準に考えるとよいでしょう。

以下は、耐水圧・透湿度の高さでオススメの防寒着です。
↓ 自重堂 48380 防水防寒ブルゾン(フード付) ↓


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