空調服の歴史~群雄割拠の空調服~空調服、空調風神服の製造メーカー
空調服の歴史
2018年の目玉は何と言っても、空調服。2つのファンが作業服に付いた熱中症対策の作業服です。
もともとは、株式会社空調服のアイディアと株式会社サンエス地道に販売をしていた商品です。
いまから10年以上も前に開発された商品で、開発当初はバッテリーも電池式ですぐに電池が無くなる。価格も1ッセと2万円以上もするので、全くコストパフォーマンスの悪い商品で、とても販売出来たものではありませんでした。
2011年の発災した東日本大震災を期に急速に伸びた商品です。夏の電力不足を補う、熱中症対策の商品として西日本を中心に爆発的に売上を伸ばしてきました。
乾電池式のバッテリーが充電式にかわり、そして8時間稼働するバッテリーが登場したことでいよいよ空調服が認知されマスコミ各社に取り上げられています。
今では、建設現場では、空調服着用が現場に入る条件として松葉の熱中症対策のいやくを担っています。
みなさんも一度着用してみてくだい。汗だくになって仕事をして夕方になるとヘトヘトになる現場でも、空調服を来て作業すると物凄く楽になります。
企業では、熱中症対策として取り入られていますが、実は暑さをかなり和らげる事から、作業効率が良くなる効果も期待しています。
群雄割拠の空調服
業界の中では大変有名な話ですが、2017年
株式会社空調服と株式会社サンエスが物別れに終わりました。売上がどんどん上がってくると、それぞれの思惑が有るみたいで、友白髪の関係、良いときも悪いときも共に助け合うという事が中々難しいのでしょうか。
以来、空調服は、株式会社空調服の空調服と株式会社サンエスの空調風神服に別れ。今までの販売代理店の取り合い戦争が始まったわけです。
そこに、工具メーカーのマキタ、リョービが参戦して、今まで一社独占だった市場が一挙に開放されてきました。
2018年は、株式会社空調服と株式サンエスが物別れになって2年目。
空調服の市場は、株式会社空調服の空調服と株式会社サンエスの空調風神服、株式会社バートルのエアークラフトのほぼ三つ巴の戦いになってきました。
各社とも製造はフル生産。ちょと前まで年間8万着の製造が現在では100万着にまで達せえようとしています。
我々代理店もどこのメーカーの商品を販売するか、迷いの多い年となりました。
空調服、空調風神服の製造メーカー
2018年の展示会では、株式会社空調服、株式会社サンエスのファン、バッテリーセットを供給してもらって作業服メーカーが各社で独自の作業服を発売しています。
株式会社空調服の系列 ジーベック、自重堂、アイトス、タカヤ商事などユニフォーム業界1位2位3位のメーカーがデバイスの供給を受けて独自商品を開発して販売します。
株式会社サンエスのデバイス供給を受けて、ミズノ、デッキィーズを供給するコーコス信岡、アタックベース、ビックボーン商事のメーカーが独自の商品を開発して販売し、業界は空調服VS空調風神服になってきています。
その中で、リョービのデバイスを使用して、いま急上昇中のバートルが販売するエアークラフトが2極化した市場にクサビを入れようとしています。
2020年のオリンピックまで、まだまだ市場が伸びる電動ファン付き作業服。どちらに軍配が上がるか楽しみです。
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