つなぎってどんな風に洗えばいいの?
つなぎを洗うのはとても大変!
つなぎは上半身と下半身がセパレートしていない作業服です。
別名『ツヅキ服』とも呼ばれています。
自動車整備の会社で整備士が着ているのをよく目にしますね。
勿論、他の職種でも使用しますが、問題なのはその洗濯方法。
頑固な油汚れやシンナーの匂いがついたりして、普通の洗濯機では洗いたくないですよね。
皆さんはどの様に洗濯をされているのでしょうか?
圧倒的に多いのは『つけ置きして手洗いする』という答えです。
職場で行ってくれればとても有り難いことなのですが、そういった会社はそんなに多くありません。
家庭では洗濯板を使ったり、洗剤を重曹や漂白剤などに切り替えて洗っていると思います。
普通の洗濯機を使ってもいいのですが、洗濯機に匂いが残ったり、洗濯槽に汚れが残って他の服が洗えなくなってしまうそうです。
なので、各家庭では別の洗濯機を用意している所もあります。
汗水垂らして頑張って仕事をしてきたからこそ、綺麗に洗濯して翌日も仕事を頑張ってもらいたいですよね。
最近では、速乾性があるつなぎも増えてきています。
作業服ベーシック34000や34001はポリエステル65%、綿が35%という素材です。
ポリエステルが入っているので、速乾性に優れています。
実際は部屋干しするのが良いとされていますが、そんなこと出来ないという家庭もありますよね。
洗濯する時にどんな洗濯方法がいいのか、表記に書いてありますが、あまり期待できないかもしれません。
それだけつなぎを洗うことはとても大変なのです。
作業服用の洗剤でも落ちない!?
よくホームセンターや作業服を取り扱っているお店には『作業用服専用』の洗剤が販売されています。
これを使って作業服を洗ったりしても、汚れが落ちないことがあります。
そして、他の洗剤よりも高価なので、あまり手を出せないという方もいらっしゃいます。
でも、これで少しでも汚れが落ちるのなら使いたいものです。
海外の洗剤を使っている家庭も珍しくありません。
海外のものなので、とても強力に落ちるそうです。
しかし、手が荒れてしまうので、使う時は手袋を使用するといいでしょう。
皆さん、試行錯誤して一生懸命洗っています。
どの洗剤が一番効果的なのか暗中模索しています。
固形石鹸を使っている家庭も珍しくありません。
中性洗剤を使わずに汚れているところを入念に洗ってそれから洗濯機に入れるそうです。
ちなみに、作業服を洗う時の洗濯機は二層式がいいみたいです。
また、粉末洗剤でも効果があるのと無いのとの差があるみたいです。
粉末洗剤をお湯やぬるま湯に溶かして1晩つけ置きすると、汚れが落ちていることもあります。
手洗いをするのには、やはりお湯かぬるま湯で洗って下さい。
冷たい水ですと効果がありません。
また、お風呂の残り湯を使って洗うという家庭もあります。
粉末洗剤ではなく、液体洗剤を使うのもアリでしょう。
クリーニングも出来る!?
最近では、作業服専用のクリーニング屋もあります。
頑固な油汚れを綺麗に落としてくれるので、とても便利ですがクリーニング代も馬鹿になりませんし、クリーニングをしてもらう時に時間がかかってしまっては元も子もありません。
職場で2着しか支給されないという会社もありますので、毎日洗わなければいけません。
そして、クリーニングに出したとしても、どうしても汚れが残ってしまうこともあるそうです。
メリットもありますが、デメリットもあります。
できれば、クリーニングを活用したいですが、全国展開しているかどうかにもよりますし、少人数の職場で受け入れてもらえるか分かりません。
それなら、毎日苦労してでも家庭で作業服を洗いたいと思うかもしれませんね。
汚れのついた作業服を洗うのには根気が必要です。
作業服は仕事着です。
汚れるのが当たり前です。
毎日、帰宅してとても疲れているのに作業服を洗うという仕事がありますが、日々の仕事を頑張っているという証なので、これからも頑張って欲しい(頑張るぞ)という気持ちを持って作業服を洗って翌日の仕事に従事してもらいたいものですね。
その為にも心を込めて作業着を洗って下さい。
綺麗になるまで、多くの時間を費やしますが、仕事を頑張っているからこそ、出来ることなのですから。
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