サイズ選びで失敗しないために!作業服のサイズ選びの注意点
サイズ表には上がり寸とヌード寸の2種類がある
いくら機能性やデザイン性に優れている作業服を選んでも、サイズ選びを失敗してしまうとせっかくの性能が台無しになってしまいます。
作業服のサイズ選びは他の衣服のサイズ選びとは少し異なりますから、注意が必要です。
会社から作業服のサイズを選ぶようにサイズ表を渡された、もしくは新しく入った社員のために作業服を注文したいけれどサイズ表を見てもどのサイズが良いのかサイズの選び方が分からないと困ってしまった経験があるという方も少なくありません。
実は作業服のサイズ表には2つの種類があります。
通常サイズ表というと着る人の体のサイズが書いてあると思いがちですが、ヌード寸と呼ばれる体のサイズから選ぶ表とは別に上がり寸で表記されているサイズ表があります。
上がり寸とは、作業服自体の出来上がった寸法のことです。
サイズ表を見て当てはまるサイズを探したところ、実際の体のサイズよりも小さめのサイズになってしまう場合は、もしかするとその表は上がり寸で表記されたサイズ表なのかもしれません。
上がり寸で表記されているサイズ表から適切なサイズを選ぶには、作業服の種類にもよりますが、ブルゾンなどのゆとりが必要な作業服の場合は実際の体の寸法よりもバストのサイズが20~24cm大きいものを選ぶようにしましょう。
スラックスの場合もゆとりを持たす場合は実際のヒップのサイズよりも3~4cm大きいサイズを選ぶと動きやすく作業しやすいサイズを選ぶことができます。
スラックスの長さは長め?短め?
≫ バートル BURTLE 1611K カーゴズボン
≫ バートル BURTLE 1611HJ ヒヨクジャンパー
作業服のサイズは動きやすさも考えて、普段の衣服に比べると少しゆとりのあるサイズが好まれます。
しかし、注意が必要なのはスラックスの長さです。スラックスもブルゾンやシャツなどと同様に実際のヒップの大きさよりも少しゆとりのあるサイズを選びますが、機械への巻き込みや転倒防止などの安全面も考慮に入れて長さの調整を行う必要があります。
そのため、一般的に普段のスラックスやジーンズなどの長さは足の甲にワンクッションする程度の長さが好まれることが多いですが、作業服の場合は足の甲につくかつかないか程度の長さが好まれる傾向にあります。
デザイン性も考慮に入れるとあまり短すぎると靴下が見えてしまうので、かっこよく作業服を着こなすためにも足の甲につくかつかないか程度の長さが丁度よいと言えます。
同じようにブルゾンやシャツも動きやすいために少しゆとりが必要ですが、あまりに袖が長すぎると作業時の安全性の面で問題が出てきてしまいますから、手の甲に掛かってしまわない程度のゆとりに抑えましょう。
ストレッチの利いた素材の場合は、ゆとりを持たせる必要がありませんから、実際の体のサイズにぴったりのサイズを選ぶと機能的でスタイリッシュな着こなしになります。
夏服と冬服でサイズが違う?!
冬に特に外での作業を行う業種の方、もしくは屋内でも寒さの中作業を行う業種の方は冬服のサイズ選びには注意が必要です。
夏は作業服の中に薄いインナーを着るだけですが、冬に寒さの下で作業される方は、インナーの他にも作業服に中に着込む可能性があります。
最近はヒートテック機能に優れている薄手の衣服も増えてきていますが、中に着込むことを考えてサイズを選ぶようにしましょう。
一般的には中に着込む可能性のある方は冬服をワンサイズ大きなものを選ぶ傾向にあります。
これは、着る人がどれほど寒い環境で作業するのか、どれほど作業服の中に着込む可能性があるのかなどによっても変わってきますから、着る人の状況に合わせて選ぶようにしましょう。
スタイル重視であまりサイズの大きなものを選びたくないという方は、極寒の環境下でも体温を保つことができるように保温性に優れたインナーなども存在しますので、そのようなものを活用するという方法もあります。
保温性に優れたインナーでつなぎタイプのインナーというものもあり、お腹周りから冷気が入り込むのを防いでくれます。
つなぎタイプのインナーを選ぶ際は、サイズが小さいと動きづらくなってしまいますから、少しゆとりのあるサイズを選ぶことをオススメいたします。
ご質問内容をお選びください。